① 流入口
汚水、汚物などの有機物は、ここから浄化槽に入ります。
② 固液分離槽
この部屋は酸素がほとんどなく嫌気性の微生物が有機物を分解します。分解されると主に水中の上部と底部に汚泥が溜まります。年に一回業者に依頼して汲み取りが必要です。
③ 嫌気ろ床槽
この部屋も嫌気性分解を行います。浄化槽全体の半分以上は嫌気性分解で処理されています。
④ 担体流動槽
この部屋から酸素が加わります。水中には“担体”という直径1~2cmの部品が2万個以上入っています。この担体に貼りついた好気性の微生物が有機物を細かく分解します。
⑤ 処理水槽
処理が終わった水を貯える場所です。
⑥ 消毒槽
最後の部屋で処理水に残った大腸菌や病原菌などを消毒薬で滅菌します。
⑦ 放流
※嫌気性微生物:酸素を活用せずに働く微生物
Copyright © Oita Environmental Management Association All Rights Reserved